お疲れ様です!
前回の記事で触れたバックテスト環境を作る一例を書いてみようと思います!
あくまで一例なので興味ある方は他の方の記事なんかを併せて見てみてくださいね!
※僕の環境がWindowsなのであらかじめそちらをご了承ください!
FXDDのMT4をインストールする
まずはインストーラーをダウンロードしてきましょう。
↓のURLからFXDDのページへ
赤で囲んだところをクリックするとファイルの保存画面が開くのでわかりやすい任意のところ(デスクトップなど)に保存してください
保存ができたらファイルをダブルクリックしてインストーラーを開きます
使用許諾契約に同意できるなら「次へ」をクリック
すぐにインストールが始まり、上記の画像が出たらインストールは完了です!
「完了」ボタンを押すとソフトが起動します
デモ口座を開設するので、一番上の「FXDDTrading-MT4 Demo Server」が選択されている状態で「次へ」をクリック
「新しいデモ口座」が選択されているのを確認して「次へ」をクリック
お名前、E-メール、電話番号の欄を埋めます。
この時、各項目は適当で大丈夫です!
下の方にある「貴社からのニュースレター受取りに同意します。」にチェックを入れないと「次へ」が押せないので注意してください。
入力が終わったら「次へ」をクリック
ログインID、パスワード等は念のため控えておいた方がいいかもですね。
お疲れさまでした!
MT4のインストールはこれで完了です!
PC苦手な人だと大変だったかもしれませんね!
目標ひとつ完了です(*’ω’*)
ヒストリカルデータをインポートする
~準備編~
さて、バックテストができるようになるまでもう少しです!
次はヒストリカルデータのインポートですね。
あ、ちょっとその前にMT4を見やすくしましょうか!
最初にチャートがいくつか開いていると思うんですけど、バックテストにチャートは基本的には必要ないので×をクリックして全部閉じてしまいましょう。
チャートが消えたら「気配値」も一旦バイバイしましょう。
画像のように操作すると…
「気配値」の中が空っぽになります!
もう一度同じところで右クリックして、メニューから「通貨ペア」をクリックします
そうするとこんな画面が出るので、この中からバックテストで使いたい通貨を選択して右側の「表示」をクリックします。
ひとまずドル円を表示させましょうか。
「Forex」の左側にある小さい「+」ボタンを押して展開します。
なんかいっぱい出てきました!
下のほうを探してみましょう
ありましたか?
見つけたらそれをクリック→赤で囲ったところの「表示」をクリックします!
通貨ペアの左側の$マークが黄色くなって、気配値のところにドル円(USDJPY)が表示されましたね!同じ要領で必要な通貨だけ表示させておくと多少ではありますが、動作が軽くなります。
さて、ヒストリカルデータをインポートする前にMT4内に存在する既存のヒストリカルデータを削除する必要があります!簡単なので画像を追いながらやってみてくださいね!
まず、MT4の左上、「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックです!
「history」フォルダを開いてください!
今回はFXDDのデモサーバーで開設してるので画像のように口座のサーバー名がついてるフォルダを開きます!
今回はドル円なのでUSDJPYって名前の.hstファイルを全部削除します!
画像だと「USDJPY240.hst」ですね。
「USDJPY〇〇.hst」が他にもある場合は一緒に削除しちゃいましょう!
削除が終わったらフォルダは一度閉じちゃってくださーい!
MT4も一度終了してもう一回起動します!
MT4を再起動しないと不具合出るときあるので!
MT4を再起動したら上の画像のように「ツール」→「オプション」と選んでください!
上部タブの「チャート」をクリックして、画像のような画面が出たら「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」に入らなくなるまで「9」を入れます。
一度「OK」を押して閉じます。
再度、同じように「ツール」→「オプション」とクリックして同じ画面を出してください
さっき「9」を入力したところが画像と同じ数値になってたらOKです!
これが最大値なのですが、「9」を限界まで入力すると自動的に最大値にしてくれるのです!
なんでこの数字なのって?そんなん知りません(*’ω’*)
ここまで出来たらインポートの事前準備も完了です!
お疲れ様です!あと一息!
~インポート開始~
次に、いよいよヒストリカルデータをインポートしていきましょう!
まずは下のURLからヒストリカルデータをダウンロードしてください
下に少しスクロールすると各通貨ペアのヒストリカルデータがあります。
バックテストしたい通貨ペアをクリックするとダウンロードできます!
今回はドル円(USDJPY)でやるのでそこをクリックして保存してください!
どこに保存しても大丈夫ですが、今回の解説ではデスクトップに保存してます!
圧縮ファイル(.zip)でダウンロードされるのでダブルクリックして解凍してください!
解凍ソフトがパソコンに入ってない場合は無料で使えるLhaplusなど、解凍できるソフトを何かしらインストールしてください!
↓Lhaplusはこちら(僕も使ってます)
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/lhaplus/
↓導入の参考サイト
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_pcuse_lhaplus.html
解凍するとフォルダに画像↓のように「USDJPY.hst」というファイルが一個だけ入ってると思います!
これがMT4にインポートしたいファイルです!
ではMT4の画面に戻ってください!
MT4の上のほう、「ツール」→「ヒストリーセンター」をクリックしてください!
こんなん出ると思います!
左側の「Forex」から展開して、気配値の時のようにUSDJPYを探しましょう!
見つかったら「USDJPY」をダブルクリックすると画像のように時間足が表示されます。
1分足(M1)をダブルクリックしてちょっと待つと、画像のように右側がずらっと表示されるかと思います。
そうしたら右下あたりの「インポート」をクリックしてください!
出てきた画面の右上あたり、「参照」をクリックしてください
ヒストリカルデータを保存した場所から該当フォルダを選択してしてください!
今回デスクトップに保存してたのでわかりやすいですね!
フォルダ開いても「USDJPY.hst」が表示されない場合、画像の右下が「MetaQuotes files(.hst)」となるように選択してください。
そうすると表示されると思います!
「USDJPY.hst」を選択したら「開く」をクリック
無事、ヒストリカルデータが読み込まれましたね!
「OK」を押してください!
そしたらまた、MT4を一回閉じて再起動してください!
これで「ドル円 1分足」のインポートはできました。
でも他の上位足をEAのバックテストでは使うことが多いと思うのでここからはそっちの設定を行っていきます!
~他の時間足生成~
時間足生成用のスクリプトが便利なのでそれを使う方法を書いていきますね!
まずは↓からスクリプトをダウンロードしてください!
こんなところからダウンロードするのは怖くて気が引けるぜ!って人はMQLの公式サイトからダウンロードしてください!そちらはコンパイルする必要があるので解説してるサイトを読んで行ってくださいね!
MQL公式サイトからダウンロードする
コンパイルのやり方と上位足の設定が書いてあるサイトはこちら
では「PeriodConverterAllTimeframes.ex4」をダウンロードしたら設定をやっていきましょう~
MT4の「ファイル」→「データフォルダ」を開いてください
「MQL4」フォルダを開きます!
「Scripts」フォルダがあるのでそれを開きます!
開いた「Scripts」フォルダの中にダウンロードした「PeriodConverterAllTimeframes.ex4」を入れてあげてください!入れたらフォルダの画面は閉じてOKです!
MT4に戻ってください~
左側にある「ナビゲーター」内に、「スクリプト」って書いてあるところを右クリック→更新を押してください!
「ナビゲーター」がそもそもないよ!って場合は上の方にある赤で〇した☆のマークを押すと出てきます!
更新したら、「スクリプト」をダブルクリックして開いてみましょう
「PeriodConverterAllTimeframes」が出てきたら成功です!
もし出てきてない場合はもう一度更新するか、MT4の再起動をしてみてください!
それでも出ない場合は入れたフォルダが間違っている可能性があるので、もう一度確認しながらやってみてください!
ではこのスクリプトを使って上位足を作っていきますね!
「ファイル」→「オフラインチャート」を開きます!
今回インポートしたのはドル円(USDJPY)の1分足でしたね!
そこを選択したら「開く」をクリック
赤丸で囲ったところを見るとわかるとおり、ドル円の1分足(M1)でオフラインって書いてあるチャートが出ましたね!
そうしたらそのチャートに「スクリプト」にある「PeriodConverterAllTimeframes」をドラッグ&ドロップしてください!マウスで放り込むだけです!
放り込むと設定画面が勝手に開くので、「全般」タブを開いて「自動売買を許可する」にチェックを入れてください!そしたら「OK」をクリック
アラートが鳴って他の時間足が生成されたのを教えてくれます!
これでドル円のバックテスト準備ができました!
記事が長くなったのでバックテストはまた別記事で書きますね!
あ、あと一個だけ見てください!
バックテストを行うのに「ストラテジーテスター」っていうメニューを使うんですが、最初は表示されてないと思うので画像のように虫眼鏡みたいなアイコンをクリックしてください。
MT4の下の方にテスターが出てきました!
あと、使うか分かりませんが黄色い矢印の間くらいにマウスポインタを合わせて上に引き上げると…
「ビジュアルモード」っていうのが出てきます。
これ最初は隠れているんで存在知らない人もいるかもしれません。
バックテストを視覚的に見ながら出来るので慣れたら活用していってください!
これでバックテスト用のMT4のインストールとヒストリカルデータのインポートの仕方解説を終わります(*’ω’*)
お疲れさまでした!!
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